Bijou de ARSNOVA

Clarity

ビルマ産ルビーのインクルージョンについては丁寧な検証が必要不可欠だと感じています
「ビルマ産ルビーは稀少だからインクルージョン(内包物)が入っていて当然、内包物の
存在しないルビーは天然と人口との判別さえ難しくなる…」そのような言葉がまことしやか
に語られています。ある意味で真実であり、ある意味で落とし穴となる言葉だと思います。
 
ルビーは生成過程で内包物(インクルージョン)を含みがちだという特徴がありますので
ルビーにおけるインクルージョンは天然であることの証だと言われることもありますが
宝石として商われる時、この言葉は低品質の物でも大丈夫…という意味にとって替わって
しまうことがあるようです。確かにインクルージョンはありがちな宝石ですが、それ
が全体の透明感を損ねたり、表面に影響をする…インクルージョンが表面に及んで「ひび」
のように見える…或いは、インクルージョンを誤魔化す為にいびつなカットが施される、
このようなルビーは当たり前のことですが、買い物にあたっては避けるべきなのです。
 
本当に良いものを、適正な価格で買っている宝石のプロたちは間違ってもこのような
ルビーには手を出しません。2番手、3番手の本来は安く取引をされているはずのルビーを
高く買わない為にも、このことは常に頭に入れておいて頂きたいと思います。
ルビーのインクルージョンは通常顕微鏡を使用して確認します。
インクルージョンからはそのルビーの出身地や、加熱の有無など
重要な情報を得ることができます。
それだけに、丁寧な検証が絶対的に必要なのです。